もうすぐ5月も終わりですが、ここまでコロナで制限された生活が続くと、普通に日常になりつつありますね。月末なのに会社からは特に連絡がないので、来月も在宅勤務継続が決定的な状況です。
そろそろ、在宅勤務も飽きたんですけどw
そうとは言え、会社に出たくない理由もあります。
会社のある地域でクラスターが発生して、ここ数日でドイツで一番危険な地域になったのでw
いや、笑える話ではないのですが、5月に入ってからドイツ人も緩み気味だったので、こういう事が起きるんじゃないかとは思っていました。
それで、正直なところ私は在宅勤務でも会社で仕事でも構わないのですが、客先も動いていないので、やる仕事自体がなくなってきた感じではありますね。ここ最近は、ちらほらと破産したお客さんも出てきましたし。
そんなわけで、この記事。
Bundesagentur für Arbeit - Das Geld wird knapp
時短勤務で減少した分の賃金を補填している労働局で、貯蓄を使い果たして資金不足になるという話です。これによると、2020年の年間平均の時短勤務者は220万人で、一時的に最大800万人が見込まれるとのこと。そして、2019年に220万人だった失業者数は、2020年に50万人増えて270万人が見込まれるとのこと。これは、300万人を超えるかも知れないとも書かれているので、今の時点では正確には予想できないという所でしょうか。
同じ日の記事になりますが、アメリカでは失業者が4000万人を超えているということで、コロナ感染が去った後も、難しい問題が残りそうですね。
Corona-Krise - Mehr als 40 Millionen Arbeitslose in den USA
次に、いつものこのサイトで、ドイツのコロナの状況の確認でも。
感染者が他の健康な人にうつす指標であるR-Wertは、数日前までは0.9台でしたが、ここ数日は下がる傾向で、現在は0.76となっています。全体的に下がってきている印象ではありますが、下がりきらずにまた上がるような推移は今までもありましたので、安心できる状況でもないというのが、正直なところです。個人的には、これが0.6台、できれば0.5ぐらいまで下がれば、それなりに安心できる状況ではないかと思います。
新規感染者の指数のマップの「Corona-Neuansteckungen」を見ると、クラスターとなっている地域とそれが移動している様子が見受けられる一方で、新規感染者数0の地域が増えてきているのが分かります。とりあえず、クラスターができている危険な地域で感染が抑制できれば、今後2週間ぐらいで大分落ち着きそうな感じはありますね。ただ、先に書いたようにドイツ人も注意がかなり緩んできているので、逆に感染が進む可能性もあります。
それで、人の接触制限が6月29日まで延長されましたってのが、この記事。
Einigung von Bund und Ländern - Kontaktbeschränkungen bis 29. Juni
国と州で合意されたのが、今までの接触制限を6月29日まで延長できるということで、決定権は州の方にあります。
内容は、公の場所で
- 10人まで
または
- 2つの世帯の住人
を許可できるということになっています。
簡単に言うと、10人の個人、または2つの家族に属する全ての人に、外で会うことを州が許可できるって話ですね。ただ、感染があった場合に経路を追跡できるように、記録することが要求されます。
これは客商売では義務付けられていて、カフェでコーヒー飲んだり、床屋で髪切ったりするだけでも、身分を記録されます。と言うか、お店の方に開店する条件として義務付けられていますので、客として記録されることになります。
店に行くだけで記録されるとは、難儀ですねぇ。
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