今日は3月最終日曜日で、ドイツでは夏時間開始となります。
日本とドイツの時差は7時間となりますので、お忘れなく。
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]]>そんなわけで、10月最終の土曜日から日曜日にかけての恒例行事で、夏時間が終了となりました。
これにより、ドイツと日本の時間差は8時間となりますので、お忘れなく。
まあ、時間の切り替えって体にきついし、システム的にも面倒だし、社会全般に良い影響があるとは思えないので止めても良いんじゃないかとは思いますけどね。
ヨーロッパでもその話はいつも出るのですが、意思統一がなかなか面倒というのが、この記事。
Zeitumstellung - Wie oft wird noch an der Uhr gedreht?
なんか内容を読んだ限りでは、変更するのが面倒くさいので議論自体がされていない感じではありますね。
この先も、今のシステムがずるずると続きそうですw
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]]>
そろそろ、在宅勤務も飽きたんですけどw
そうとは言え、会社に出たくない理由もあります。
会社のある地域でクラスターが発生して、ここ数日でドイツで一番危険な地域になったのでw
いや、笑える話ではないのですが、5月に入ってからドイツ人も緩み気味だったので、こういう事が起きるんじゃないかとは思っていました。
それで、正直なところ私は在宅勤務でも会社で仕事でも構わないのですが、客先も動いていないので、やる仕事自体がなくなってきた感じではありますね。ここ最近は、ちらほらと破産したお客さんも出てきましたし。
そんなわけで、この記事。
Bundesagentur für Arbeit - Das Geld wird knapp
時短勤務で減少した分の賃金を補填している労働局で、貯蓄を使い果たして資金不足になるという話です。これによると、2020年の年間平均の時短勤務者は220万人で、一時的に最大800万人が見込まれるとのこと。そして、2019年に220万人だった失業者数は、2020年に50万人増えて270万人が見込まれるとのこと。これは、300万人を超えるかも知れないとも書かれているので、今の時点では正確には予想できないという所でしょうか。
同じ日の記事になりますが、アメリカでは失業者が4000万人を超えているということで、コロナ感染が去った後も、難しい問題が残りそうですね。
Corona-Krise - Mehr als 40 Millionen Arbeitslose in den USA
次に、いつものこのサイトで、ドイツのコロナの状況の確認でも。
感染者が他の健康な人にうつす指標であるR-Wertは、数日前までは0.9台でしたが、ここ数日は下がる傾向で、現在は0.76となっています。全体的に下がってきている印象ではありますが、下がりきらずにまた上がるような推移は今までもありましたので、安心できる状況でもないというのが、正直なところです。個人的には、これが0.6台、できれば0.5ぐらいまで下がれば、それなりに安心できる状況ではないかと思います。
新規感染者の指数のマップの「Corona-Neuansteckungen」を見ると、クラスターとなっている地域とそれが移動している様子が見受けられる一方で、新規感染者数0の地域が増えてきているのが分かります。とりあえず、クラスターができている危険な地域で感染が抑制できれば、今後2週間ぐらいで大分落ち着きそうな感じはありますね。ただ、先に書いたようにドイツ人も注意がかなり緩んできているので、逆に感染が進む可能性もあります。
それで、人の接触制限が6月29日まで延長されましたってのが、この記事。
Einigung von Bund und Ländern - Kontaktbeschränkungen bis 29. Juni
国と州で合意されたのが、今までの接触制限を6月29日まで延長できるということで、決定権は州の方にあります。
内容は、公の場所で
- 10人まで
または
- 2つの世帯の住人
を許可できるということになっています。
簡単に言うと、10人の個人、または2つの家族に属する全ての人に、外で会うことを州が許可できるって話ですね。ただ、感染があった場合に経路を追跡できるように、記録することが要求されます。
これは客商売では義務付けられていて、カフェでコーヒー飲んだり、床屋で髪切ったりするだけでも、身分を記録されます。と言うか、お店の方に開店する条件として義務付けられていますので、客として記録されることになります。
店に行くだけで記録されるとは、難儀ですねぇ。
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]]>Corona-Krise: Kaum einer kauft neue Autos
コロナ騒動のおかげで、新車を買う人がほとんどいないって言うタイトルです。
内容的には、4月のヨーロッパの新車販売数が前年同月比で76%のマイナスとなり、統計記録が始まってから最大の下げ幅ということです。去年は100台売ったのに、今年は24台しか売れませんでしたってことですね。
国別だと、コロナの影響の大きかったイタリアとスペイン、そしてイギリスがおおよそ97%のマイナスなので、去年の4月は100台販売、今年は3台だけということになります。あとフランスは88.8%のマイナス、ドイツも61%のマイナスとなっています。
2020年に入ってからだとヨーロッパの新車需要が約40%のマイナスで275万台、3月の時点で新車登録数が半分を割っていたとのことで、現状を見る限りでは5月分も4月とそう変わらないだろうし、6月になってもすぐには需要増は見込めなさそうなので、2020年前半での販売数は2019年の半分程度かそれ以下が予想されるところです。
正直な話、私も2か月ほど在宅勤務を続けていて、車が要らない生活にすっかり慣れてしまいました。かみさんは、たまに会社に出ないといけないので、そのついでに買い物してきてくれるため、私が買い物に行く必要もありませんし。
それと他に必要なものは全部通販で買えるので、食品以外は買い物に行く必要がないというのもありますね。もちろん在宅勤務で家に居ることが分かっているので、受け取り時間を気にする必要もありませんし。
これって、在宅勤務の大きな利点w
そんな感じで、自分の車は2週間に1回動かすかどうかという状況だったのですが、子供が車を買いたいと言うので、資金援助として下取りに出してしまいました。これがねぇ、販売店も大変な時期で新車を売りたいらしく、下取りの中古車に結構増額してくれたんですよねぇ。
ちなみに今まで私が所有していた車は、当時乗っていた車を少し壊してしまい、修理にもっていったディーラーで見かけた状態の良い中古車を即決で買って乗り換えたっていう、今考えても「えっ、そういう車の買い方する?」って買い方でした。まあ、日本ではよく見かけるけどドイツでは(ただ単に売れてない)希少車種で、私が欲しかった特別装備がほぼ搭載されていた車だったので、即決しないと他が見つかるか分からない状況だったというのはあるのですが。
そんな即決で買った車も、よく考えもせず即決で下取りに出してしまったので、少なくとも在宅勤務期間中は車のない生活が続きそうです。
うーん、買取価格に目が眩んだw
そんなわけで私は車を手放しましたけど、子供が新車を買ったので、新車が売れなくて大変な販売店の助けにはなったんじゃないかと思います。
でもねぇ、かみさんがボヤいてるんですよねぇ。
子供が初めて買った車が、親の車よりも高い事をw
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Kampf gegen Pandemie - Länder senken Obergrenze für Corona-Hotspots
州によって基準を50人ではなくて、30か35人に設定しているようです。例えばベルリンは30人、バイエルン州は35人になります。
すでに拡散してしまってから感染対策しても遅すぎるので、もっと早く検知しないと抑制が難しいということのようです。
うん、まあ、そうですよねw
ぶっちゃけ、いまだに感染の核になる地域がなくならない状況で、新規感染者数の基準の倍以上の100人を超える地域が出る日もあったりするぐらいなので、もっと狙いを絞って対策しないと、いつまでたっても感染者が居なくならないってことですかね。
具体的な数字はいつものここで見るとして、感染者が健康な人にうつす指数のReproduktionszahlが0.82ということで、なかなか下がらない状況です。値の変化は、「Die Corona-Reproduktionszahl in Deutschland」というグラフで確認できます。とりあえず1.0より下ではありますが、もう少し下げたいというのが現状のようです。ちなみに、感染抑制に期待される現在の目標値は0.75とのことなので、感染者4人から新規感染が多くても3人しか出ない状態にしたいということですね。
地域ごとの感染状況の地図が「Corona-Neuansteckungen」になりますが、今現在だとバイエルン州のCoburg地域が82.8でトップ、次に同じくバイエルン州のStraubing市街および地域の両方とも50越えとなっています。この地図を数日続けて追うと、感染の核が隣の地域や主要幹線道路でつながっている地域へ飛び火している様子が伺えます。なので、やはり不要な人の動きは、もう少しの間は避けるべきだよなぁというのが、率直な感想です。
ただ、全体的に感染も下火になってきたので、もう少しの間は移動を我慢して一気に抑制すれば、ドイツ国内であれば今月末にはかなり収束できるのではないかという感じではありますね。あとは、国境を越えてどうするかって話にもなりますので、ヨーロッパ全体だと7月や8月まで長引きそうな感じもありますかね。
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この辺とか、今まで何回か書きましたが、これまで目安とされていた指標は「Reproduktionszahl」や「Reproduktionsrate」と呼ばれる、「1人の感染者が健康な何人にうつすか」という値でした。この値が1.0を超えると感染者が増え続ける状態、1.0を下回ると収束していく状態になります。
で、4月後半から今日まで、この値がだいたい0.7から0.8の間で推移しており、ゆっくりではあるけれど、安定して収束に向かっているというのが、これまでのドイツの状況でした。
ここで、とりあえず感染拡大の抑制はできたという判断なのでしょうが、今週の水曜日から新しい指標が導入されました。詳しい理由は調べていませんが、感染も地域ごとに差がありますので、基本的には全体で規制緩和をして、特に感染がある地域だけ規制を強化という方向なのだと思います。うん、まあ、規制緩和には特に経済方面から圧力(略
その指標となるのは「10万人の地域住民に対する、過去7日間の新規感染者数」で、それが基準値の50を超えると、規制が即時発動となります。まあ、「過去1週間で、10万人の住民あたり50人の新規感染者が出たら、その地域は即時規制します」って話ですね。
この基準で、今のドイツの状態を報道しているのが、この記事。
Corona in den Regionen - Drei Kreise rot, neun orange
基準値の50を超えているのが3地域、その半分の25を超えているのが9地域というニュースです。地域名と数字は表に書いてありますし、該当地域は地図上に赤と黄色で塗られているので、分かりやすい内容かと思います。
ん、ああ、レーゲンスブルクもランクインしてるw
いやーっ、今まで確認していませんでしたが、私の生活環境周辺でも、ここにきて感染者が増えているってことですね。これは、私も気を付けなければならないですね。特に、かみさんが最近、気を緩めて外を出歩き始めたので、ちょっと釘を刺しておく必要がありそうですw
ドイツ全体の状況は、前にも紹介したこちらのサイトが見やすいので、貼っておきますね。
Corona-Radar – Zahlen und Fakten
ここに「Corona-Neuansteckungen」という新規感染者数のマップがあり、おおよその状況は色分けで分かると思います。地域の詳細情報は、マウスオーバーで表示されます。
現状では、新規感染者0や1人台の地域も、そこそこありますね。あと、これは人口比の値なので、住民が多い大都市部では、この値が小さくなりやすいという点も、注意したいところかと思います。値が同じでも、人口比ではなく単純な感染者数に換算すると、大都市部の方が、より多くの感染者が居て、人口密度からも爆発的に感染が拡大する可能性が上がりますので。そう考えると、「できるだけ大都市部を規制させない」指標と見ることもできるので、ややトリッキーな感じもします。
まあ、その辺はあまり掘り下げなくとも良いですかねw
今日、なぜこのネタを取り上げたのかと言うと、これに関する日本語の記事に付いているコメントが気になったので。
これ。
内容的には、「ドイツで規制緩和したら、クラスターが確認されて、規制緩和も難しいですね」って話が書かれています。個人的には原因と結果が分かりにくく、誤解を与えやすい書き方に感じました。ぶっちゃけ本来は、「ドイツでは、とりあえず大丈夫そうなので規制が緩和されました。今後の方針を決めて、新たに基準を設けました。新たな基準を適用したら、それを超える地域が3つありました。その地域を規制緩和の対象から外し、感染拡大を抑制します。」って話になります。なので、「新たな基準を用いて危ない地域を洗い出し、そこを重点的につぶしていきます。」って話であって、「ドイツでは規制を緩和してから、後手後手でクラスターが確認されました、わーっ、大変ですね、政府クソですね、草生えるwww」って話では決してないので。
で、一番上に表示された(今現在で最新の)コメントが、これ。
>6日に緩和を打ち出して8日にクラスター確認。あら、ビックリ!!
いやいやいやいや、誰もビックリしてねーからw
ほらねぇ、本来の話とかけ離れた理解をしている人が出てくるでしょう。
こう言う誤解をされないように、マスコミの中の人は頑張れw
でも、本当に一番気になったのは、このコメント。
>「規制緩和に苦慮」の見出しは、実態とはあわない。ドイツは10万世帯あたり、一週間内に50人の発症者未満を境にして、規制緩和を適用と、5日の会議できめており、これに適合しない地域は緩和されないと明言している。これに適合しないところは緩和されない。苦慮とかの判断とは関係ない。
うん、内容的に全く正当なコメントですね。ドイツ関連の記事にしては、あまりにコメントが正当すぎて気になったので、ネットで検索したら、仕事関係でドイツ在住の方のようなので、内容を正しく理解しているのも納得です。
でもね、ネットのコメントに、投稿者の実名は書かなくとも良いのですよwww
それで、この内容的に正しいコメントについている、今現在の評価数がこちら。
- いいね 1票
- よくない 3票
いやいやいやいや、お前ら何かおかしくね?
これって、内容を理解した上で評価してないよね?
とりあえず私も援護の意味で、『いいね』の方をクリックしておきました。
よろしければ、皆さんも『いいね』をどうぞw
まあ、正当なことを書くと叩かれるというのは、ネットでの難しい所ですかね。
ただ、現実社会でも、そういう所はありますけれど。
世知辛い世の中ですねぇ。
追記
今見てきたら、該当コメントの評価に変化がありました。
- いいね 7票
- よくない 3票
これを読んで『いいね』に入れた方がいたら、ありがとうございますw
それと、今の最新コメントがこちら。
>規制緩和をした途端にクラスター発生って、韓国と同様のニュース
もう一度書いておきますが、そういう話じゃないんですよwww
]]>
真っ先に思い浮かんだことは、ここのリンク先みたいに「自己管理のできない社員」としてリストラって話。
まあ、あんまり仕事に未練はないので、それはそれで構わないのですがw
仕方がないので嫌々ながら会社に行ってきましたが、雇用契約上、私が個人的にサインしなければならない書類があったってだけの話でした。
そういう割とどうでも良い事は、郵送でやって欲しかったですw
あと、出社したついでに、会社から布マスクを1枚支給されました。
1枚だけとは、アベノマスクより少(略
まあ、外を出歩かないのでマスクを使う機会もありませんし、すごく前に日本で買って使っていなかった使い捨てマスクも1パック持っていたので、支給されたマスクが1枚でも問題ないんですけどね。
で、帰り際に社長に言われました。
「おっさん君、もう直ぐ通常勤務に戻すから、ガンガン行くよ!」
その時、軽く頭を下げて理解したそぶりを見せながら、心の中で思ったこと。
「いやいやいやいや、せめてあと3か月ぐらい、なんならこの先ずっと在宅勤務で構いませんけど!」
いや、ほんと、会社に行くの面倒くさいw
ぶっちゃけ家で仕事しても同じ事はできるし、通勤時間は節約できるし、ガソリン代もかからないし、通勤中に事故にあう危険もなくなるし、人前に出ないので服装とか気にしなくて良いしで、メリットしかないのですが。デメリットは、電気代や光熱費、会社で自由に飲めるミネラルウォーターやコーヒーが自費になるぐらいだけだし。
ああ、あとデメリットと言えば、家でかみさんと一緒の時間が増(略
それで、久しぶりの出社で家の外に出たので、生活に必要な物だけ買い物してきました。いつも行くスーパーを回ったのですが、欲しくても買えなかったトイレットペーパーは潤沢な在庫を確認できましたw
ドイツでは昨日書いたように、買い物時にマスク着用が義務付けられているので、小さなスーパーでは入り口に立て看板で注意喚起、大きなスーパーでは監視員を立てて検査していたのが印象的でした。でも、マスクをしていない人はほとんど見受けられませんでしたね。
あとは、人の動きが交差しないように入り口と出口を分けて一方通行の通路に誘導するように仕切ってあったり、レジのところにはテープで1.5 m間隔にマーキングしてあって客はそれに従って並んでいたり、レジは大きなアクリル板のようなもので完全にガードしてあったりと、色々とコロナ対策の工夫が見られました。
そのうちの大きなスーパーの入り口のところでマスクを売っていたのですが、とりあえずマスクは持っているので素通りしたところ、視界の端に入ったものがありまして、数歩引き返してマスクを買いました。
これ。
欲しかった、バイエルン模様のマスクが買えたw
ちなみに、バイエルン模様のマスクは1枚で6ユーロ、2枚で10ユーロで売っていました。上の白いマスクは、紐が長くて着けにくい、会社支給のマスクです。
それにしても、ドイツは布マスクが多いですね。おそらく洗濯機で洗濯する場合に、タオル類などを60度以上の熱湯で洗濯して消毒する習慣があることも、関係しているのではないかと思います。
これねぇ、間違った温度設定で洗濯すると、衣類が縮んで着れなくなるんですよねぇ。特に日本の衣類とか、かみさんには、以前よくやられましたw
10910
]]>Regelung in den Bundesländern - Wo Masken getragen werden müssen
タイトル的には、「州ごとの規則 - どこでマスク着用が必要か」ぐらいの意味です。
タイトルの通りドイツ中で統一ではなく、ドイツも「連邦共和国」ですし、州ごとに決まりがあるということですね。
記事の内容ですが、基本的には、公共交通機関とお店での買い物でマスク着用が義務付けられているという認識で、問題ないようです。
南のバイエルン州とバーデン=ヴュルテンベルク州では、お店と近距離の公共交通機関に、駅のホームとバス停も含めてマスク着用とのこと。子供は6歳以上が対象となります。
ベルリンでは、バスと電車でマスク着用とのこと。年齢制限はありませんが、小さな子供は対象外とのこと。ベルリンが、唯一お店でのマスク着用が義務付けられていないとのことです。ただし、「着用を推奨」とのこと。
ブランデンブルク州、ブレーメン、ハンブルク、ヘッセン州、メクレンブルク=フォアポンメルン州、ニーダーザクセン州、ラインラント=プファルツ州、そしてザールラント州では、バスと電車、お店への出入りにマスクが必要とのこと。ハンブルクは、それに加えて市場も明記とのことです。メクレンブルク=フォアポンメルン州は就学児童から、それ以外は6歳以上が対象です。
ノルトライン=ヴェストファーレン州では、近距離の公共交通機関とお店に加え、1.5 mの間隔をとれない医院や修理業、サービス業でマスク着用が義務とのこと。こちらも、市場が明記されています。子供は、就学児童から対象に。
他に先駆け4月20日からマスク着用が義務付けられているザクセン州でも、バスと電車、お店への出入りにマスクが必要とのこと。子供は、可能であればマスク着用とのこと。判断と責任は親が持つ形です。
お隣のザクセン=アンハルト州もザクセン州同様に先にマスク着用が義務付けられており、2歳以上の子供も対象とのこと。
テューリンゲン州では、イエナ市がドイツで初めてマスク着用を義務付けしており、こちらも公共交通機関とお店で、6歳以上が対象です。
最後に、水曜日(今日、4月29日)からシュレースヴィヒ=ホルシュタイン州でマスクが義務付けとのことです。対象は、公共交通機関とお店で、6歳以上です。
ドイツらしく州ごとに書かれている上に、同じ規則でもまとめて書かれていなくて、読むのが面倒ですw
まあ、とりあえず自分の住んでいるところの規則だけ覚えておけば問題ないでしょうし、基本として『6歳以上は公共交通機関とお店でマスク』って理解で、ほぼカバーできそうです。
そして、それを守らないとどういう罰則があるのかという記事がこちら。
Coronavirus-Pandemie - Wo ohne Maske Bußgeld droht
基本的には、最初の数日は様子見で罰則なしという感じですね。ただマスク未着用の場合、交通機関では乗車拒否や降車指示、お店は入店禁止となることを覚悟しておく必要があります。
罰金は、徴収する予定のないところがほとんどです。
メクレンブルク=フォアポンメルン州が「いずれ、25ユーロの罰金になるかもしれない」ぐらいの感じで、ヘッセン州は再犯の場合50ユーロ徴収(する予定)ぐらいの感じですね。記述からすると、どちらも厳重に罰金徴収する意向ではなさそうな感じではあります。
唯一、バイエルン州だけが明確に罰金を規定しているようで、違反者は罰金150ユーロ、繰り返し違反すると罰金が倍とのこと。それに、お店の経営者が店員にマスクを着用させていない場合は5000ユーロの罰金とのこと。
さすが、バイエルンw
あとは、ドイツのマスクの画像のページも貼っておきます。
Mund-Nasenschutz - die lustigsten Exemplare
マスクに口が描いてあるのも悪くないですが、やはり渋いのは、防衛省関係者の迷彩マスクかなぁ。個人的に欲しいのは、バイエルンの白と青の模様が入っているやつですけどw
]]>Statistisches Bundesamt - Deutsche kaufen weniger Klopapier
タイトルは、「統計局 - ドイツにおけるトイレットペーパー購入の減少」ぐらいの意味です。
コロナ騒動がおきてから、ドイツでもパニック買いや買い占めがありました。私の個人的な印象だと、当時一番影響があったのは、消毒液とトイレットペーパーですね。これらは、在庫がなくて売っていないか、入荷してもすぐになくなる状態でした。それと、話でよく聞いたのは、小麦粉やパスタ、米などの貯蓄できる食材ですかね。
あとイースターの祝日前には、一時的に酵母も買えなかったみたいです。これはイースターのパンを焼くためと考えられ、ドイツらしいと言ったところですね。
ちなみに、買い占めはドイツ語で「Hamsterkauf」になります。
ハムスターのお買い物w
語源の説明は、リンク先でどうぞ。
で、記事の内容ですが、イースターの祝日後の週で、トイレットペーパーの販売数が、2019年8月から2020年1月までの平均的な販売数よりも65%減少とのこと。つまりは、通常の35%の量しか売れませんでしたって話ですね。まあ、ドイツ中で商品がなくなるほど買い占めする人がいたら、その後は反動で需要が減るのは当たり前ですわな。
そういう幸運にも買い占めできたバカ方は、この先数か月間は、家で場所を取ることになる大量のトイレットペーパーの備蓄ができてよかったですねwww
あとは、パスタの販売がイースター前は47%増でイースター後は27%減、同じく米が39%増に対して27%減とのことで、ついでにトマトペーストも18%減とのこと。パスタとトマトペーストとか、備蓄食料として分かりやすい構成ですねw
それと、イースター祝日前にはビールの販売が26%増、ワインが3%増、コンドームが6%増とのこと。これは祝日関連で、コロナはほぼ関係ない数字かも。
ちなみに、コンドームの販売が伸びたのは3月12日から26日までで56%増とのことなので、これは明らかに在宅勤務のための備蓄ですね。丁度、時短や在宅勤務が始まった時期と重なりますので。
うん、まあ、この数字はネタとしては面白いけれど、実際このニュースに書かれている必要がない数字ではありますねwww
最後は石鹸と消毒液についてですが、3月中ほどの需要はなかったとのこと。それでも、2019年8月から2020年1月までの平均値に対して石鹸は10%増、消毒液は71%増とのことです。特に消毒液は、まだまだ需要が減らないでしょうね。
あと、コロナ関連だとマスクもありますが、元々ドイツでは一般的な人はマスクをしないので、おそらく比較できる統計の数字自体がないんじゃないかと思います。
まあ全般的にみたら、ドイツでのパニック買いも収まって、本当に必要なものの需要だけが伸びたままってところでしょうか。
この記事自体がコロナと関連付けて書かれているわけではないのですが、直接コロナと関係するのはトイレットペーパー、石鹸、消毒液あたりでしょうか。コンドームは、コロナによる在宅勤務が関係しているはずなので間接的ですかね。
これらの数字は、イースター祝日前に普通にある消費者の備蓄行動(祝日は全部閉店なので)の影響も少なからずあるはずなので、「イースターの祝日前後で、コロナ騒動による影響も含めて、今年はこれぐらいの数字になりましたよ」程度に見るのが適当かと思います。
]]>
ドイツ語の記事。
Wiesn wegen Virus abgesagt - Dieses Jahr kein "O'zapft is!"
日本語の記事。
ドイツの「オクトーバーフェスト」中止 世界最大のビールの祭典 新型コロナ
開催予定が2020年9月19日からでしたから、5か月前という早い時期の決定ですね。
規模が規模ですし、ビールや食材の手配だけでも膨大な量になるため、中止にするのであれば手配を開始する前、できるだけ早目にというところはあるでしょうね。コロナが治まるかどうか状況を見ながら待っているほど、時間の余裕がないってところでしょうか。
ちなみに、オクトーバーフェストの起源は1810年のバイエルンのルードヴィッヒ王子(後のルードヴィッヒI世国王)の結婚式で、中止となるのは第2次世界大戦の1949年以来とのことなので、71年目で途切れる形です。このほか、1900年代にはコレラで2回中止となっているとか。
経済的にも多大な損失をもたらすことになりますが、上のドイツ語のニュースによると、直接的な会場のビールや屋台に、間接的なホテルやタクシーなどを含めて、ミュンヘン市の試算で12から13億ユーロとのことなので、1500億円ぐらいの損失ですね。金額が大きすぎて、計算を間違っていないか不安になるレベルw
これはミュンヘン市の試算ということなので、海外からの訪問者の航空券代とかは入っていないでしょうから、その辺まで入れると、金額はもっと膨れ上がるでしょうけれど。
まあこれも、「〇国に請求する」って話が出て騒動になると面白いかもしれないですねw
実際、私の周りのドイツ人でも「コロナ騒動は〇国のおかげ」という発言をする人がいますので、そういう意見もある程度はドイツ人に浸透している感じではあります。今回のオクトーバーフェストの件もそうですが、コロナが一段落したころには、ドイツでも〇国人嫌悪から、アジア系全般への風当たりが強くなっているんじゃないかと思います。
なので今後は、個人的に注意して行動すべきと考えています。危害を加えられてからでは遅いですしね。まあ、なんだかんだ言っても、結局最後は自己責任(略
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Fakten und Zahlen - Mehr als 143 000 Corona-Fälle in Deutschland
このページとリンク先を見てみましたが、内容はしっかりとしていますね。
ドイツ国内の地域別感染状況や、年齢別、国別などの情報がありますので、興味のある方はどうぞ。
個人的には、ここやここで書いた指標と基準値のことが書いてあったので、理解が正しいことを確認できたのがよかったです。指標が、「Reproduktionszahl」や「Reproduktionsrate」と呼ばれる、「1人の感染者が健康な何人にうつすか」という値。基準値が、「1人の患者が健康な1人にうつす」状態の「1.0」ということで間違いないようです。
現状の目標は、この値を「1.0」より下に維持して感染を抑えるということですね。先日の健康相の発言では「0.7」でしたけど、今は「0.8」に上がっているとのことで、まだまだ注意が必要です。
あと、興味深いのは、感染者と死亡者の年齢別の統計ですね。
感染者数は35から59歳と15から34歳のグループが多いのですが、死亡者数は圧倒的に60歳以上が多いです。0から59歳までの死亡者数が、60から69歳までの死亡者数よりも少ないぐらいですし。
ドイツでは、今週から規制が少し緩まり人の動きが出てきているので、今から2週間後、5月の初めぐらいまでは様子見になります。それで感染が広がる傾向が見られたら、また規制が強化されることになるでしょうね。
]]>独メディアの賠償請求に中国激怒、大使館が猛抗議―米華字メディア
なんか嘘くさい作り話かと思ったのですが、元ネタがBILDだそうで、ちょっと納得w
これなんですけど、ネットでは会員じゃないと読めないみたいです。
BILD präsentiert die Corona-Rechnung - Was China uns jetzt schon schuldet
タイトルとしては、「BILDがコロナの請求書を公開 - 今すでに中国が我々に負う債務」ぐらいでしょうかねぇ。「Rechnung」が請求書なのか、単に計算してみました系の文書なのかでも意味合いが多少変わってきますが、実際に内容を読めないので、その辺はどちらでもよいですかね。
まあ、「コロナは中国の責任で、そのせいでドイツに負債ができた」って言っている事に変わりはないのでw
日本語の記事中では『伝票』と表現されているので、おそらく「計算したらこんな感じになりました」ぐらいの記事だとは思います。そんなに騒ぐほどの内容とも思えないのですが、中国が名指しでウイルス拡散の原因にされているのが気に入らなくて、中国大使館が抗議したってところでしょうかね。最近は、その辺に非常に敏感な中国ですので。
そして、オチは相変わらずの中国調です。
> この中で、「新型コロナウイルスが発生して以降、中国は公開、透明、責任感という態度に基づき、真っ先に世界保健機関(WHO)へ報告して国際協力を展開しており、同時に最も全面的で厳格かつ徹底的な措置を取ることで、段階的に重要な成果を収めてきた。これにより、他国がウイルスと戦うための時間を稼ぎ、経験を積んだ。これらは否定することのできない客観的事実であり、国際社会からの普遍的な称賛を得ている」と反論した。
なんか、WHOが共犯に入れられている発言で草www
そもそも他国がウイルスと戦うはめになったのは、お前らが拡散(略
]]>最近のだと、この3件ですね。
Ursprung des Coronavirus - Spekulationen über Bio-Labor in Wuhan
Ursprung des Coronavirus - Immer lautere Forderungen an China
Coronavirus-Pandemie - Labor in Wuhan wehrt sich gegen Vorwürfe
先ずは、この部分。
> International ist unbestritten, dass das Coronavirus in China seinen Ursprung hat.
これは、「国際的に見て、今回のコロナの発祥が中国なのは間違いないです。」って意味です。
うん、そうだよね。
ドイツのマスコミはブレないと言うか、こういう所もはっきり書くので、好きですw
そして、アメリカとかドイツとかオーストラリアの政治家から、「中国は、持ってるウイルスに関する情報を明確に出せ」って発言が出てるって話ですね。これって、政治的な圧力をかけなくても、さっさとWHOあたりが中国に聞き取り確認して公開すれば良い話なんじゃないかと、個人的には思うわけですが。今回の件に関しては、本当にWHOは役立た(略
でも、中国は責任をかぶるのが嫌なので、絶対に回答しないか、誰が見ても嘘と分かるトンデモ回答をしてくるかどちらかでしょうね。もしも中国が真実を隠さずにまともな回答をしてきたら、そちらの方が驚きですw
あとは、以前より出ている武漢のウイルス研究所が怪しいという話ですね。これは中国が全否定しているので、おそらくこれが(略
長期間にわたり武漢を閉鎖しなければならなかった理由を考えたら、答えはそこにあるんでしょうけどね。原因も分からずに、大規模に全閉鎖しないでしょうし。でも中国相手なので、最終的な回答は得られないまま、うやむやになるのかなぁ。それか、WHOを取り込んで、トンデモ回答で笑いを取りに来ることも考えられますけど。
とりあえず、日本語の記事も少し。
武漢のウイルス研究所員、研究用コウモリから感染との見方…「責任そらすため」中国が情報操作か
ウイルス流出疑惑巡り米中が火花…トランプ氏「故意の責任あるなら相応の報いを」
> 中国外務省報道官は16日の記者会見で、「世界の多くの著名な医学専門家が、実験室から漏えいしたとする説には少しも科学的根拠がないと考えている」と述べた。
そうなの?
読んだ物で記憶にある限りでは、「それを裏付けるだけの証拠が(今のところ見つかって)ない」って解釈の方が合うものだけだったような気が。
まあ、物は言いようですねw
ちまみに、武漢のウイルス研究所は「Wuhan Institute of Virology」という名前だそうで、住所は「Xiao Hong Shan No.44, Wuhan, P.R.China.」のようです。この住所からマップで位置も確認できるので、ここからウイルスが外に漏れたと仮定して、市内に拡散する可能性を考えるのも興味深いかも。ただ、人に付着してウイルスが持ち出されたら、施設がどこにあるかは関係ないですけどね。
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ニュースのタイトルだけ見た時に、コロナを制御可能とは、「ドイツの科学力は世界一ィィィイイイ!!」系のネタかと思ったw
「制御可能」と言われると、なんか自由自在に操れるような感じにも受け止められますが、実際になんて言ったのか気になったので検索。
この、今日のニュースに書いてありますね。
Sendung: tagesschau 17.04.2020 20:00 Uhr
> Spahn bewertet Corona-Pandemie als "beherrschbar"
「beherrschbar」を、日本語で「制御可能」という表現にしたみたいです。会見での該当部分の発言からすると、「(ウイルスの拡散は現対策で)抑制可能です」ぐらいの訳の方が、自然かもしれませんね。
まあ、自然に意味の通る翻訳って、機械的な翻訳よりも面倒臭いんですよねw
で、元記事で大切なのが、この部分。
> 重要な指標と位置付ける1人の感染者からの二次感染者数が基準値を下回る
この指標はここで書いた「Reproduktionszahl」のことですね。基準値の説明は特に見つかりませんでしたが、おそらく「1人の患者が健康な1人にうつす」状態の「1.0」だと思います。
で、今日発表された値が「0.7」だったので、「収束方向に動いていますね」って話だと理解しました。
ただ今の状態でも、「患者が10人いたら、他の健康な7人にうつる」って話なので、まだ安心できる状態ではないですね。
あと、ニュースかなんかで聞いたうろ覚えの話だと、この指標が「1.1」の場合にはドイツの医療が10月に崩壊するとか、今感染している中で医療関係者の割合が5%で危険度が高いとか、いろいろな数字が出てきています。
このように、数字ではっきり出さないと気が済まないところとか、やっぱりドイツって感じではありますねw
あと、面白いのは、最初の共同通信の記事についているコメントです。今4件あって、3件が「日本死ぬ死ぬ」系のネガティブコメント、1件が「死者数多いドイツもダメじゃん」系のコメントです。
で、コメントは個人の意見なのでいろいろあってよいと思うのですが、「日本死ぬ死ぬ」系のネガティブコメントが「いいね」評価多数、「ドイツもダメじゃん」系の客観的な真っ当コメントには「よくない」評価多数って、「なんかおかしくない?」というのが個人的な感想です。
なんかねぇ、このコメントを見ていると、あの歌が頭に響いて止まりません。
「なんなんだろー この胸のモーヤモーヤは」w
これって、本当に日本人は考え方がネガティブなのか、それとも単なる一般人を装ったネットでの印象操作(略
とりあえず今現在、発表されているコロナによる死者は、日本148人、ドイツ4194人ですので、メモしておきますね。
ちなみに、2017/18年(おそらく2017年10月から2018年9月まで)の統計で、ドイツでインフルエンザによる死者の推定数は25100人というのが、この記事。
Grippewelle war tödlichste in 30 Jahren
過去30年で、最も死者が出たそうです。
この数字と比べると、現状ではドイツも日本も感染を抑制できているとは思いますけどね。
ただ、油断すると感染が急拡大する可能性も大いにあるので、今のところは注意して行動したいところです。
私ももうしばらくは、楽チンな在宅勤務を(略
]]>あの世界的な学術誌が、3日連続で中国に謝罪した―中国メディア
それと、これ。
> 中国はウイルスを「中国ウイルス」と呼ぶ動きに反対している。
一番大事なところを、最後にさらっと書く共同通信w
中国政府は、ウイルスの発生源にされることに敏感になってますね。圧力かけて黙らせたり謝罪させたりしている一方、余計な物を自分で作って宣伝とか、自作自演も大変ですな。
まあ少なくとも、ウイルスの遺伝子情報からは、お前らが世界中に拡散したことに疑う余地はないんだけどなw
こういうのがあるので、中国と付き合うのは(略
ドイツがらみで、これもついでに貼っておきますね。
> だが独情報機関筋は同紙の取材に対し、「中国高官らは新型コロナウイルスに関して、情報やプロパガンダ政策の強化を打ち出している」と明かしたという。
まあ、そうだよねw
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